【山猫コーヒー】若いマスターが淹れる1杯のコーヒーにたいするこだわりがハンパない！！

本日、訪れたのはレプトン五日市店の横にある小さな喫茶店「山猫コーヒー」さん。

常連さん中心に多くのお客様が集まっていた。

地域住民の憩いの場として使われており、マスターとお客さんの会話を聞いていると愛されているお店だなと感じた。

”たかがコーヒー、されどコーヒー”

若いマスターだからといって侮るなかれ。

ここはコーヒーに対するマスターの強いこだわりがあるお店だった。

今年で8年目を迎える昔ながらの純喫茶

元々はお父様がお店を始めたが現在は息子さんが主に店に立ち、美味しいコーヒーを淹れているとの事。

モーニングセットにケーキセットといったメニューが脇をかため、これぞ王道ともいえる昔ながらの純喫茶といったところだ。

薄暗い照明の中、大きなガラス窓から自然の光が入りこむ店内は非常に居心地がよく、心が休まるようだった。

店内は絵画や写真が並べられており、ピアノやギターなども置かれている。

定期的に演奏会なども行われているらしい。

店内に貼られている絵画はお父様が趣味で描かれているとの事。

「山猫コーヒー」という店名の由来はお父様と同じ出身である岩手県の宮沢賢治の書いた童話『どんぐりと山猫』に出てくるキャラクターの山猫から取って名付けたらしい。

コーヒーに関するこだわりがハンパない！！

お店のウリはなんですか？とお尋ねすると

「やっぱりコーヒーを飲んでほしいですね！」

という事でさっそく注文。

コーヒーが提供された瞬間、豆のいい香りが湯気と共に立ち込めていきます。

肝心のお味は・・・程よい苦みと酸味がとっても心地いいです。

全体的に軽やかで嫌な雑味やクセがなく飲みやすく本当のコーヒーを飲んだ充実感と至福のひと時を過ごせました。

とにかくコーヒーたいするこだわりが強いマスター。

コーヒー豆の種類は7種類前後と一般的な喫茶店と比べると少し少なめですが上質なコーヒー豆をマスター自ら見極め丹念に自家焙煎。

と、まぁここまではよくあるお話ですが、

上の写真を見てわかりますでしょうか？

各焙煎した豆を保管している容器に付箋が貼られています。

この写真でいえば「7/22　ブレンド」と書かれており、これ何のこと？と思いかもしれませんが焙煎した日付を記載しているのです。

焙煎してから日にちが経つと、香りや味わいが落ちてしまうらしいのです。

焙煎した豆を無くなるまで使用している喫茶店は焙煎日をお客様に伝えるのは嫌な行為らしいのです。

毎日マスターが試飲し、古くなり味が落ちたと判断したらすべて廃棄してしまうほどの徹底ぶりです。
(おそらく味が落ちたといっても微々たるものでコーヒー素人の私には気付かない程の差だと思います)

そしてマスターは来られたお客様の顔色をまず伺うそうです。

なんと体調やお客様の好みに合わせてその都度、提供するコーヒーの苦みやコク、味わいを微妙に変えていっているとの事です。

「お客様がより美味しく飲んでもらえれば提供するコーヒーはみんな同じものを出す必要はない。これがチェーン店ではできない個人店の強みですね」

とマスターは笑っておられました。

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店舗情報・お問い合わせは

贅沢なひと時をご自宅で楽しみたいという方はマスターが厳選し、焙煎仕立てのコーヒー豆100ｇ500円から販売もしています。

また配達もされるそうなので職場やご来店が難しい方でもお電話で一本で持ってきてくれます。

是非、山猫コーヒーさん、こだわりのコーヒを飲みに足を運んでみてはいかがでしょうか？

写真右：マスターの菅原さん。コーヒーへの熱い想い聞かせて頂きありがとうございました。

店名 ：山猫コーヒー

TEL：0829-23-1511

住所 ：広島県広島市佐伯区五日市中央2-8-11

営業時間 ：8:30～18:00

定休日：火曜日

ＨＰ：http://tabelog.com/hiroshima/A3401/A340106/34012790/(食べログ)

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